次に挑戦したいのは、サロン経営
「地方のサロン経営をしたいです。原点回帰ですね。」
木村さんは、“地方は地方向けのサロンである”という考えを持っている。
「美容室に来る目的って、月に一度のリラックスタイムだと思うんです。若い人を除いて、地方に行けば行くほどヘアスタイルは副産物で、どちらかと言えば心地よさを重視してるのではないかと。だから僕は、リラックスできる場所に振り切ったサロンを作って、原点に帰りたいです。」

未来に向けて磨いていきたい、マネジメントスキル
「今まさに磨いている途中なんですけど、僕にはマネジメントスキルが圧倒的に足りないと自覚しています。」
2023年、自身が代表を務めるkim株式会社に初めての社員が入社した。長らくプレイヤーとして活躍してきた木村さんは、自身のクオリティと外注した時の落差が大きすぎるため、なかなか自分以外の人間に仕事を任せることができなかった。
しかし、社員の入社を機に、自分の完成度ではなくても納得ができるようになったそう。
「クオリティの担保をしつつ、社員が自分で出来るように育てていく、ここにものすごく集中していますし、苦戦しています。(笑)少しずつ任せる範囲を広げながら、アフターフォローはどうするべきか?など、自分の中でも明確な答えが出ていないので、試行錯誤しながらやっています。」
