「カッコつけない」が最強。デビュー1年で月売上550万を達成した星那(COA)の“等身大”な生存戦略

「理想の自分」に近づくための、大きな決断

美容学校を卒業後、新卒で入社したのは、SNS活動を優先できる「副業OK・完全週休二日制」のサロン。しかし、現実は甘くなかった。

インフルエンサーと美容師を両立する難しさに直面したセナさんは、この先の人生に「美容師として圧倒的に成長できる環境」が必要不可欠だと考え、COAへの転職を決断する。

COA代表取締役・小西恭平氏のメインアシスタントとして入社

「インフルエンサー活動は少しお休みして、カットやカラーの技術だけでなく、お客様との会話や居心地の良さまで徹底して考えました。お客様は、髪を切りたいだけじゃない。気分を変えたい、癒やされたいと思っている。だから技術はもちろん、空間や会話まで含めて一人の人間として向き合おうと努力を重ねました」

「数字は結果。『またセナさんに会いたい』と言われるのが一番の原動力です!」

結果として、自然とリピーターが増え、SNSでもファンが拡大。デビューしてわずか1年で、月売上550万円を達成した。目の前の一人と向き合う人柄や考え方が、セナさんの魅力の一つとも言えるだろう。

SNSは、履歴書であり「等身大の鏡」

Z世代を代表する美容師として、セナさんはSNSをどう捉えているのか。

「SNSは僕にとって『履歴書』であり、『鏡』です。無理にキラキラさせる必要はない。ちょっとダサい自分も、失敗も、そのまま出す。完璧じゃないからこそ、信頼してもらえるのかなって」

若手美容師や美容師を目指す学生に向けて、セナさんはこう語る。

「周りと比べて焦る必要なんてない。美容師はゴールがない仕事だから、楽しんだもん勝ち。僕だって失敗するし、しんどい日もある。でもその全部が“今の自分”を作ってる。まずは自分自身が楽しむこと。それが一番大事じゃないかな」

SNSでは、セナさんの人柄が伝わってくる動画も発信中
引用:@sena_coa

誰かの憧れになれるような存在に。

いつからか、「セナさんに憧れて美容師を目指しています」といった学生の声が増えてきたという。自然体で楽しみながら前に進む。その姿勢は、同じ美容師を目指す人にとっても、ファンにとっても、背中を押してくれるような存在だ。

「美容師として働く以上、自分も美容師を目指すキッカケを作る人になりたいと思っていて、そういう存在になれていることが本当に嬉しいです」

大阪ビューティーアート校の講演会(2024年5月)
引用:Instagram

「仕事は人と人とのつながり。美容師もお客さんも、楽しくなれる瞬間を作れたら最高ですよね!」、そう話すセナさんの言葉は、彼の人柄を映すように真っ直ぐで温かい。

2025年11月には、COA入社4年目にしてブランドディレクターに就任。これから更に、COAの顔として羽ばたいていくセナさんの今後にも注目していきたい。

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