COA店長のぞむ「元・陰キャの僕が、銀座で月間1,000万を売り上げるまで」

人気美容師の知られざる魅力を発掘!
今回登場するのは、銀座の人気サロン「COA(コア)」で店長を務める、のぞむさんです。

スタイリストとして月間売上1,000万円超えという驚異的な数字を叩き出し、入社わずか2年半で店長に抜擢。一見すると、冷静沈着でスマートに階段を駆け上がってきたように見えるのぞむさん。その裏側には「顧客ゼロからのフリーランス時代」や「美容師になることを反対された過去」、そして誰よりも緻密な「戦略」がありました。

「数字には興味がない」と言い切るのぞむさんが、なぜこれほどまでに支持され、結果を出し続けられるのか。のぞむさんの美容師論を深堀します。

PROFILE
佐藤 希(さとうのぞむ)/COA 店長・ブランドディレクター。長野県出身。都内サロンを経て、20代半ばで顧客ゼロからフリーランスへ転身。その後、代表・小西恭平氏の誘いでCOAのオープニングに参画。入社初月から役職に就き、2024年12月には月間売上1100万円を達成。戦略的なサロンワークと、癒しを与える柔らかな接客で多くのファンを持つ。Instagram:@nonsugaaar

寝癖で登校していた少年が、美容師を志すまで

華やかな街、銀座で活躍するのぞむさんですが、中学生の頃は「寝癖のまま学校に行くほど、おしゃれに無頓着だったと言います。

「地元に東京帰りの美容師さんがサロンを出して、親に連れて行かれたのがきっかけでした。ワックスのベタベタも嫌いだったのに、髪を切ってもらったら周りの反応が劇的に変わったんです。女の子からも、男友達からも『いいじゃん!』って。髪型だけでこんなに世界が変わるんだ、美容師ってかっこいいと思い、そこから美容室という空間そのものが好きになりました」

「反対された過去」と「顧客ゼロからのフリーランス」

その後、美容師の道を目指すことに決めたのぞむさんは、初めて両親の反対にあった。

「当時はまだ、美容師=低賃金・重労働というイメージが強く、それまで何でも応援してくれた両親に初めて反対されました。それでも諦めきれず、最後は『絶対に大丈夫だから』と押し切って上京しました。今では両親にたくさん恩返しができているし、あの時、自分の直感を信じてよかったと心から思います」

美容師になってからは、「自分は一握りの売れる美容師になれるのか?」と自問自答を続ける日々。
自分の力でやってみたいという情熱を抑えられず、20代で顧客ゼロの状態でフリーランスの道へ踏み出したのぞむさん。

「5〜6年前はフリーランスも少なかった時代。SNS発信を必死にこなし、最終的には月200万まで売上を伸ばしました。確定申告から発注まで全部自分でやった経験が、今の僕の責任感を作っています」

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