SNSで見かけるあの有名美容師は、日々のサロンワークでどんなアイテムを使っているのでしょうか。
サロンワークで愛用しているワゴンの中身を公開してもらい「こだわりのアイテム」を紹介してもらう特別企画「あの人のこだわり」。
今回はCOA GINZAの代表で、ナチュラルで扱いやすく、しかもオシャレなヘアを提案している細田真吾(ほそだしんご)さんのこだわりに迫ります。
細田真吾さんってどんな人?
プロフィール – Profie –

COA GINZA代表 細田 真吾さん
同年代のCOA幹部と意気投合し、オープニングメンバーに

編集部:今日はお時間をいただき、ありがとうございます! 早速ですが、細田さんが今COAで活躍している理由から教えてください。
細田:COAの前に勤めていたサロンで、たくさんのお客さまにも恵まれていましたし、雑誌や業界誌の撮影の仕事もいただいていました。きっかけは、コロナ禍での心の動きですね。幸いにもお客さまは変わらず来てくださり、売上も下がらなかったのですが、一方で「もっとお客さまに価値を提供できないか」と考える時間が増えたのです。
というのも、コロナ禍はどうしても各サロンが閉鎖的になり、情報共有の機会も減ってしまうもの。サロンの中では大切な仕事を任されていたものの、成長が頭打ちになっている感覚もあったんですね。そのような中、同い年の青木大地と小西恭平が一緒にサロンをやるという話も聞き、興味があったんです。
前職の職場では、自分よりキャリアのある先輩も多く、組織も大きかったため、やりたいことがあってもなかなか意見が通りづらかったりしました。でも、COAのメンバーは同年代なので、お互いに意見を交わしながら、お客さまのためになる施策を打っていけそうだと思いました。そんな想いでCOAのオープニングメンバーになりました。今はCOAというブランドを、ヘアデザインを通じて世界に広めていくことが目標です。
愛用しているプロダクトは「お客さまも購入できるもの」が大前提

編集部:素敵な目標ですね。世界を見据えるCOAブランドの魅力は、デザインはもちろん、プロダクトにも詰まっていると聞きました。細田さんのこだわりのアイテムを教えてください。
細田:まず、前提としてお客さまがWebなどで買えるものにこだわっています。サロンと同じものを使ったほうが、お家で髪型を再現しやすいからです。その中でも今回、特に愛用しているものを一つ選ぶとしたら「COA+botanical balm」ですね。自社開発でつくり上げたアイテムです。サンプリングのときからワクワクするような仕上がりだったんですよ。
編集部:どのあたりが、お気に入りですか?
細田:香りですね。清潔感のあるSABONの香りなのですが、万人に受け入れられると思います。ほかの香りとケンカしないところもいいですね。また、伸びがよく、髪馴染みがいいので、少量でもツヤとまとまり感が出ます。
編集部:特にどんなお客さまにオススメですか。
細田:髪が柔らかい方や髪が細い方は、バームの分量調整が難しいと思います。つけすぎるとペタッとしてしまいますし。でも、「COA+botanical balm」なら少量でも伸びるので、つけすぎをあんまり心配しなくても大丈夫です。なので、髪質が柔らかい方、細い方も扱いやすいと思います。
COAのプロダクトは安心して誰にでも勧められる

編集部:サロンワークでも「COA+botanical balm」をよく使いますか?
細田:そうですね。僕のお客さまは比較的、ボブやミディアムの方が多いので、その場合はバームを使っています。ただ、髪が長めのお客さまの場合は、少し重い感じになるので、バームとCOAオイルをまぜて使っていますね。
編集部:ご購入されるお客さまも多いですか。
細田:そうですね。ほとんどのお客さまにご購入いただいていると思います。特に髪が短めの方は「COA+botanical balm」を選んでいただいていますね。少量つけるだけで髪を整えられますし、量が多いので1本購入いただいたら、1年はなくならないかもしれないですね。COAオイルをご購入くださるお客さまも多く、リピートの頻度も高いです。
編集部:COAオイルはどのようなときに使うのですか。
細田:まず、どんなにつけても重くならないので使い勝手がいいですね。また、サロンからサラサラの髪で帰りたいお客さまや、帰宅後にシャンプーをしたくないお客さまにも、スタイリングで仕上げたときと同じ質感をお見せできるのも便利です。
お客さまに、日々のヘアケアとして使っていただくのはもちろんなんですが、撮影などのクリエイションの現場でもよく使っています。少し毛束感を出したいとき、少し作りこみたいときに、ワックスなどを使うと後から直しづらいんですね。それが、COAオイルの場合は、スタイリング剤代わりにもなるけれど、5分くらいしたらオイルが揮発するので、またスタイルチェンジできるんです。
イチ押しはReFaの38㎜とルーヴルドーの復元パドルブラシ

編集部:撮影現場でも重宝しているのですね。続いて、普段のサロンワークで使っているツールも教えていただけますか。
細田:ReFaの38㎜アイロンですね。軽くて扱いやすいのと、トレンド的に大きめのカールが流行っているので、出番が多いですね。32mmや26㎜だと少し細かすぎるんですよ。
編集部:ほかにも愛用しているアイテムはありますか。
細田:ルーヴルドーというブランドの復元パドルブラシというアイテムなんですが、ブローをするにしても、根元を起こすにしても、一本でいけるので、お客さまも使いやすいと思います。軽くて使いやすくて水洗いもできます。
雑誌などで話題にもなっているから、美容感度の高いお客さまが、どこかで見たことがあるブラシなんですよね。使い方を教えると「ブラシだけでこんなに変わるんだ」と感動していただけるアイテムです。ブローをしたときに、髪にテンションがかからないところが優れているポイントだと思います。
テンションがかかると、お客さまの生えグセに影響しすぎてしまうのですが、このブラシなら、お客さまの髪にクセも残った自然な状態でドライカットできるんです。そうすると、お客さまの髪の再現性が変わってくるんですよ。
COA+のヘアケア剤やスタリング剤はその場で提案

編集部:最後にワゴンの中身を見せてください。どんなところにこだわっていますか?
細田:スタイリング用ワゴンとカット用ワゴンに分けているところですね。すごく申し訳ないのですが、カットのお客さまと仕上げのお客さまが同時にいらっしゃることが多いんです。必要なものを取り出すために、ワゴンを移動していると時間のロスになってしまいます。お客さまに必要なものがすぐに取り出せるようにすることで、時間のロスを減らしているんです。ワゴンが小さいので、本当に必要なものしか入っていません。

編集部:選りすぐりのアイテムが入っているんですね。細田:スタイリング剤やヘアケア剤は、お客さまが自分で購入できるものにこだわっています。
細田:スタイリング剤やヘアケア剤は、お客さまが自分で購入できるものにこだわっています。COA+のものは、お客さまが気に入った場合はすぐに提案させていただいています。やっぱりお家で素敵なヘアスタイルを再現していただきたいですから。
編集部:ワゴンの使い方からアイテムの勧め方まですべてお客さま想いなのですね!今日はお忙しいところありがとうございました。
【あの人のこだわり】は、株式会社LiMEが運営するInstagramアカウント『@stekina_pro_cosme』の投稿と連動している特別企画です。
『@stekina_pro_cosme』では、今回のインタビュー内容がわかりやすく投稿されていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

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