個のブランドを磨く
—個々のブランディングについてはいかがですか?
岩本:入社してスタート地点に立った時のプロフィール設計は、自分も入ってしっかり作り込みます。その先は、その子たちに任せています。時代の変化によってブランディングの手法も変えていくけど、「変わらなきゃいけない」って脳に染み付いているので、そこからはもうみんな自走してくれますね! みんな根っこに「このフロアを使っていかにお客様を幸せにできるか」を考えて仕事に取り組んでくれているので、安心して任せられます。

—岩本さんは、現在はほとんどSNSでコンテンツを更新しないと伺いましたが、SNSにガッツリ集中していた時代はどんな風に取り組んでいたのですか?
岩本:昔は集中するために発泡スチロールで壁を作って、視界を遮断してSNSの撮影や作業をしてました。誰も視界に入れないために。なので僕の過去動画って全部背景が白なんです! ちなみに家でも壁を作って集中力を高めていました。仕事部屋からプライベートのものが目に入ると、なんだか集中できなくて。今はスタッフのみんながSNSを頑張っているので発泡スチロールは卒業しました(笑)。

歴代のバズ動画の背景は発泡スチロール
引用:keiya_iwamoto
—良いアイデアを出すために「家の中をぐるぐる歩き回る」という噂を耳にしましたが。
岩本:あはは、本当です(笑)。歩かないと思考が回らないんですよ。家の中だけじゃ足りなくて、代々木公園を一人で何時間もぐるぐる歩きながら、SKILLの10年計画を考えています。周りからは「天才ぶっている」っていつも突っ込まれるんですけどね。
後藤:本当にストイックなんです。でも、1年目のアシスタントを誘って映画を見に行ったり、ラーメンを食べに行ったりする。その「近さ」が岩本さんの魅力ですね。
—お二人のお客様はどういった方が多いのですか?
岩本:意外に思われるかもしれませんが、僕のお客様の9割は「おじさん」なんです。入口はカット動画などですが、経営者の方などがリピートしてくださり、今では髪を切る時間よりも、僕と話す時間に対して対価を払ってくださっている感覚が強いですね。
後藤:私は岩本さんとは対照的に、高校生や大学生など20代前半のお客様がメインです。同世代の「お友達感覚」で、悩みや嬉しい報告を共有できる関係性を大切にしています!

—後藤さんは同世代の中でも圧倒的な支持を得ていますが、セルフブランディングで意識していることはありますか?
後藤:「若さ」と「女性視点」を武器にすることです。お客様とは友達のような距離感で接していて、例えば、彼女ができた報告を一緒に喜ぶような。でも、鏡の前に立つ自分は常にブランドでありたい。だからこそ、誰に見られても「SKILLの愛夏」でいられるようにお家での過ごし方も気をつけています。
—お家で実践している、美意識を保つ秘訣は?
後藤:毎朝、パジャマを脱いだ状態で鏡の前で体型チェックを欠かしません。お客様に自信を与える立場の美容師が、自分をブランド化できていなければ説得力がないと思うからです。

岩本「愛夏はスッピンの印象ないよね」
後藤「社員研修旅行で一回だけ見せたくらいですね」
—そんなお二人の「パワーフード」は何ですか?
岩本:僕は月に一度のご褒美で食べる「うなぎ」。普段はすき家とマックをローテーションで食べています(笑)。月一のうなぎだけは譲れません。
後藤:私は1人焼肉です! サワーを飲みながら肉を焼く時間が、最高のリフレッシュですね。